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フリーエンジニアの危険信号「現状維持」

現状維持の危険性

現状維持の危険性会社勤めをしていれば、会社の指示は絶対であり、基本的には仕事を選ぶ自由などありません。しかしフリーランスになれば、自分自身で仕事を選ぶことができるのであり、どんな仕事を選ぶのかによって自らの将来を決定付けてしまいます。フリーランスは生活が安定せず、仕事がいつ途絶えてしまうかわからない不安定な生活環境に置かれます。そのためつい目の前の仕事に飛びついて、忙しく過ごしているものの、実は理想から遠ざかって行くことになる人も少なくありません。


食べて行ける状態とは

フリーランスにとって、継続的な仕事の受注が見込めるということは、大変有難いものです。しかしそれが価格競争の結果であり、安さを武器に仕事を集めているというだけであれば、忙しくても収入は上がらないどころか下がるのは必然です。つまり「食べて行ける」ということが、常に自分の将来にとって良い結果を生むとは限らないのです。その一方でたとえ不安はあっても、自分自身の価値を磨いて、正々堂々と実力勝負に打ち勝ち、正当な報酬を受け取るべく努力をするというアプローチもあります。自分にしかできない仕事でクライアントから評価されることによって、自分自身を安売りせずに済むのです。

危険な兆候

さてフリーランスという生き方には、厳しいセルフコントロールが欠かせません。時間管理や健康管理はもちろんですが、高い目標を掲げてその実現に向けて努力し続けるということも大切です。その逆に、フリーランスが自ら変わることを拒み、「そこそこ稼げる」という現状維持に安住しようとするならば、遅かれ早かれ世の中の変化に乗り遅れてしまうでしょう。そのようなフリーランスの特徴として、消極的な態度が挙げられます。自分の手でクライアントを喜ばせるため、出来る限りの知識とスキルを身に付けようと必死になって勉強しようという意欲を失っており、いつの間にかやっつけ仕事になってしまっていても自分では気が付きません。現状でも一応「食べて行けている」ために、それ以上新たな挑戦をしようとはせず、安全策で目の前の仕事を取り敢えずこなしながら、貴重な一日一日を何となく過ごしてしまいます。そのため将来どうなりたいのか、などと考えることもありません。

初心忘るべからず

誰しも生活できないのではないかという不安が膨らめば、目の前の仕事に飛びつきたくなるものです。現実問題として理想を語っても食べて行けないのであり、当初はそれでも致し方ないとしても、繰り返し繰り返しフリーランスになった当初の理由を思い出すことが大切です。チャンスを掴むためには、常にアンテナを張っておく必要があり、理想の自分を強く思い描くことによって、それに近づくためのモチベーションを維持し続けることです。

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