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できるフリーエンジニアは簡潔に伝える技術を持っている

簡潔に伝える

簡潔に伝える現代のアメリカンドリームを叶えるためには、「偶然」同じエレベーターに乗り合わせた投資家に、直接自らをアピールする「エレベーターピッチ」ができなければならないとされています。これは数十秒間に見ず知らずの人に対して自分を売り込むという意味で、どんなビジネスにも応用可能なスキルです。例えば社会人の基本として、上司への「報告・連絡・相談」を行う場合にも、飛び込み営業の際にも、またエンジニアとしてクライアントに提案する時にも、忙しい現代人にとって、どんな場合にも手短に要点を分かりやすく伝えることができる技術は大変効果的です。


要点を簡潔に

もちろん話を伝えるためには、相手が何をどの程度知っているのかという背景を考慮に入れる必要があります。くだくだしく知っていることを説明されるのは時間の無駄ですし、相手が興味を失くしてしまいます。かといって自分が何度も何度も頭の中で反芻しながら組み立てた考えを、自分と同じレベルでいきなり理解させようというのは無謀です。そこでまずは伝えたいことの結論とそれに至る考え方の道筋を、箇条書きにしたり、図解するなどして、できるだけ簡潔な言葉に直します。

表現の工夫

そしてこの簡潔な言葉で物事を捉えるという点は、格言や四字熟語やことわざで端的に表現することが可能です。若い世代にはやや通用しにくいかもしれませんが、相手も知っている表現を例えに使うことができれば、相手の頭に素直に考えが理解されるため、時間の短縮には大変効果的なのです。

最初の一言

何よりも最初の一言で、相手の興味を惹くことが大切です。上司などに報告する場合であれば、「結論から申し上げますと」というように、相手の一番知りたいことをまず最初に伝えます。そしてその結論に至った経緯について、順々に説き起こします。仮に相手が全く違う結論に至っていたり、反対の意見を持っていても、ダラダラと最終的な結論に至るまでの長話を聞かされてイライラするよりも、余程すっきりしていて好印象を与えることができます。

すべてを伝える必要はない

ここで「エレベーターピッチ」において重要なのは、その場で詳細に至るまでのすべてを伝える必要はないということです。相手の興味を惹いて、更に詳しく知りたいと思わせることが重要なのであり、詳細は別途作成しておいた書類を渡して目を通してもらうよう伝えることでも、後日再びアポイントメントを取って改めて説明するとしても良いわけです。人は第一印象で相手を判断しがちですが、それは話についても同様です。最初に好印象を与えておけば、相手は話の内容を好意的に捉えてくれるものです。それはチャンスへの第一歩であり、それを抜きにして成功はありません。

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